PEACE NEVERLAND〜その2〜相川七瀬25周年ファイナル


 さて、中野ということでひとまとめにしてしまいましたが、最後に最重要イベント、相川七瀬25周年ファイナルであります。
 すでに25周年がらみでは、春の野木町、夏のZeppに参戦しております。

 まずはセットリスト。

前半戦 アンコール後(後半戦)
1 Like a Hard Rain
2 tAtto
3 ACROSS
4 R-指定
5 Shock of Love
6 月に捧ぐ
7 「すきだよ」
8 Flash of Light

室姫深
9 LIE LIE LIE
10 ダリア

柴崎浩
11 運命の一秒
12 僕らのEndless Dream

布袋寅泰
13 trust me
14 midnight blue
織田哲郎
15 ○○○○?
16 トラブルメイカー
17 Nostalgia
18 恋心
19 彼女と私の事情
20 Sweet Emotion
21 BREAK OUT !

織田哲郎+布袋寅泰
22 夢見る少女じゃいられない

 中野サンプラザは、大規模ホールということで1席あけの状態。まあ、中年メタボとしては横があいている方が弱い足腰でふらついたときなどに隣とぶつからずに済むので助かるという面もないわけではないです。
 今回はHMV事前抽選で買い忘れたために、かなり後方席となりました。せっかく布袋さんもくるというのに。こういうところでしくじるのが自分の駄目なところです。

 そんなこんなではありましたが、今回はLike a Hard Rainからスタート。いきなりシングルときたもんだ。ステージ上にはギタリストはマーティーのみ。今回は織田さんは最初からではないようです。
 とはいえ、織田さん作曲のtAttoやらShock of Loveやらが出てくるので、幅はありつつも織田さんファンにも満足と言ったところでしょうか。このあたりは”あとから色々出てくるのでマーティーがやりたい曲を最初にまとめた”とのことでしたので、それはそれで面白い選曲でした。Shock of Loveは出た当初は扱いづらい曲とされてたような認識でしたが、タオル曲となったこともあってむしろLIVEで頻出の曲と変貌を遂げた印象です。こうやって一旦世に出た曲も、Liveとともに成長していくのでありますね。
 R-指定では「描き出す」できちんと観客が声を出さないことが確認され、大人のライブであることが判明致しました。みんなが声を出せないことを知りつつこの部分を歌わない相川もさすがです。いやあ、素晴らしい。

 おっさんの休息所、バラードコーナーには名曲、月に捧ぐ。いやあ、いい曲です。作曲の井上慎二郎さんは相川とのかかわりはこの曲だけのようですが、そもそもどういう経緯でこの曲が相川に到達したのだろう……。
 
 そんなこんなで、ゲストコーナースタート。まずは室姫さんから。
 正直申し上げて、私はギタリストとしての室姫さんのことは全く存じ上げておりませんでして(もちろん作曲者としては知ってますが)、非常に新鮮でした。
 柴崎さんギターは、昔の自分が書いたものを見たら柴崎さんギターのライブに行ってることを思い出しました。いやあ、懐かしい。

 そして。いよいよやってきました布袋寅泰。まさかこの中盤に登場するとは。布袋さんは大昔、空席穴埋めのために無料券をゲットして2回ほど行って以来のライブです。いやあ、懐かしい。
 それにしても、布袋寅泰ギターでmidnight blue。声が出せないのが残念でなりません。

 そして、ここで本編(第1部)終了。
 相変わらずよく調教されたファンのアンコール拍手で、後半戦スタート。
 後半戦は織田さんが登場。ここからが本番の中の本番です。

 ○○○○?で幕を開けた後は、すべてシングル曲。
 夏のライブでもやった曲ばかりで、新鮮味と感動は夏に及びませんでしたが、自分の記憶が夏に喚起されていたぶん、曲に乗れるという意味では今回の方が乗れたように思います。織田さんのトラブルメイカーは今回も聞けて本当に満足。あの展開部は何回聞いても素晴らしい。
 今回はMCも控えめで、シングル曲が続いてホールの熱さだけが上がっていくという、おっさんにはきつい、ライブとしては素晴らしいものでした。
 そして、最後には布袋さんを召喚して、ギター3人で夢見る少女じゃいられない。織田さんがあちこちで語っているデビュー曲3案の中でこれをデビュー曲にしたのは、本当に英断だったなと思います(バイバイ。も大好きな曲です)。最後に力を振り絞って、楽しむことができました。



 前回も書いたように思いますが、このような素晴らしいライブに参加できたのは、とりもなおさずこのコロナ禍のなか、相川七瀬さんはじめスタッフの皆さんが準備されたこと、そしてなにより、相川さんが25年間しっかりと色々な人との出会いを大切にしながら走り続けてくれたからでして、この場に立ち会えたことは本当にファン冥利に尽きます。織田さんと相川を応援した高校時代の自分を褒めてあげたい。
 30周年を楽しめるように、自分もきちんと体力維持に努めないといかんですね。

PEACE NEVERLAND〜中野刑務所正門開放


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