2022ジャパントラックカップII 2日目 場内探索編
2022年7月31日日曜日。1日余裕ができたので、どこかに行こうかと思案していたところ、千葉で無料開催をしている……と思ったら、事前申込制。代わりに弥彦の記念にでも行くか、とも考えたのですが、月曜は仕事があるので日帰り弥彦はさすがにきつい。ってな流れでぼーっとTwitterを見ていたら、伊豆でジャパントラックカップなるものをやっているらしき情報が流れてきました。
イマイチ自転車競技のグレード体系を把握していないのではありますが、とりあえずこのレースは日本でもトップクラスのトラックレースのようです。
もう1つ分からないのが、このレース、4日間おこなわれるのですが、前半がジャパントラックカップI、後半がジャパントラックカップII。このIとIIは、G1とG2、F1とF2のような格の違いなのか、とも思ったんですが、どうやらそういう違いではなく、前節と後節のようなものだと理解しました。間違ってても知りません。それならば、トラックカップIIの2日目に行っても問題ないでしょう。
そんなわけで、金曜日に予定が決まったのはいいんだけれど、検索したところ三島まわりのホテルが高い。小田原熱海が高いことはこれまでの経験から知っておりましたが、三島沼津も高いとは聞いてません。三島沼津エリアの最安が東横の7800円。どうなってるんだ。ジャパントラックカップが人気があるとも思えないので、もしかして弥彦でなく伊東温泉で記念競輪をやってたりするのか。
謎は深まるばかりですが、当日予約なら値段が下がるかもしれない、とおもって土曜日に再度値段を確認したところ……頼みの東横さんも満室になり、地域最安値が5桁突入。いったいどうなってるんだ。
修善寺からタクシーを使わないといけない状況下で、さすがに宿泊に1万はきつい。ってなわけで、仕事が終わってから快活クラブで仮眠を取って乗り込みました。快活クラブの冷房が強すぎたせいで十分に寝られず、体調に不安を抱えての観戦です。
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朝の新宿駅 |
小田原駅 |
三島駅 |
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日大三島が甲子園へ |
三島駅 |
小田急では寝られなかったものの(おかげでペリエ本を読めた)、JRで睡魔に襲われました。なんとか寝過ごすこと無く三島で降り、伊豆箱根鉄道で修善寺へ。前回修善寺に行った際はバスで修善寺入りしてるから、三島から修善寺に乗り込むのはレア体験なはずです。15年以上前の伊豆旅行でも、よく考えたら三嶋大社経由だから三島乗換してない可能性がある。
ごたくはさておき、うとうとしながら修善寺へ。
行く前から不安だったのが、修善寺からベロドロームへのアクセスです。事前調査により、日曜はタクシー一択なのはまあ仕方ないとして(なお、平日ならばバスを乗り継いである程度近寄ることはできたっぽいのだけれど、この暑い中、睡眠不足でそんな徒歩行脚をしたら文字通り行き倒れてた可能性がある)、いったいいくらかかるのか。
結論から言うと、行きは2950円、帰りは3000円(迎車料込み)でした。修善寺駅のタクシースタンドには、サイクルスポーツセンターまで3220円と記載されていたので、おおよそ3000円前後がタクシーの期待値、ということになるかと思います。往復で5000円を超えてくるので、1人旅でもどこかでレンタカーを借りた方が得といえば得ですね。なお、新宿→小田原→三島→修善寺の電車賃は2100円(ICだと2091円)。修善寺までの電車賃の1.5倍なのだから、がっかり感はあります。小田原or三島でレンタカー調達するのがお得なのだろうけれど、睡眠不足で車なんか乗った日には命が危ない。
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修善寺駅に到着 |
周辺イベント
トラックカップの案内はありません |
タクシー料金
3220円の覚悟を求められます |
到着して撮った写真 |
時間的には10分程度で到着。信号は1つくらいでしたでしょうか。山の中にあるため左右に揺られるので、寝不足の身にはちょっとつらかった(体感として10分以上乗っていたので、あらためて写真撮った時間を見てびっくり)。
来場者登録を済ませて、中に入ります。中に入ると、1階部分スペースには東京五輪の記念品が展示されております。
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聖火リレートーチの展示。左が五輪で右パラリン |
メダル展示。こちらも左が五輪で右パラリン |
メダル授与式で使われた
懐かしい |
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五輪出場女子選手のサイン
それぞれ味があります |
日本チームのヘルメット |
五輪で用いられた品々 |
様々なグッズ |
奥。階段から上がります |
ミャンマーチームからの
贈答品展示 |
COVID-19対策もあり、基本的に場内は一方通行(左回り)だったので、1階部分の左半分はあとでトイレに行きがてら撮りました。
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ミライトワとソメイティ。久々に見ました |
スタッフの服など |
パーキンスからJKAへのメッセージ
2009年と2010年に日本の競輪で金を稼いだので
2011年のワールドカップで優勝できた、ということですね |
階段から上に上がります。
あらためて言うまでもなく、ここ伊豆ベロドロームはオリンピックの会場となっておりました。そして、東京の五輪会場、そして多くの競輪場が無観客開催となっている中、伊豆は客入れOKという扱いでした。
五輪のチケット争奪戦の激しさは記憶に新しいところですが、私はオリパラ馬術は若干当選したものの、自転車トラックはオリパラともあっさりと全滅。画面上から見る限り、伊豆の座席数はとても少なく見えるんですが、果たして一体どんなもんなのか。わくわくですね。
まずは、五輪会場らしく、五輪競技の案内ボードが掲出されてました。
さあ、そして客席!
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Google Photoさんにつくってもらったパノラマ |
座席表 |
……ああ、これは確かに座席が少ない。ロンドンLeeValleyVelodromeには2階席もあり、また1センター・2センター側にも客席がありましたが、ここはどちらもありません。Wikipedia情報では、常設1800席、仮説1200席、とのこと。一体どこに仮説座席をつくるのかも謎ですが、足して3000。ロンドンはWikipedia情報では6750なので、仮説を加えても半分以下です。まあ、日本の自転車人気を考えたら3000席が埋まることはないでしょうから(ここでグランプリやるなら別だけど)、これで十分ですね。
いずれにしても、これならば申し込んだチケットが全滅しても仕方がない。
さて、ここが五輪会場であることはこれまでにあった様々な展示からも明らかですが、木製のバンクの上にオリンピックとパラリンピックのマークがちょっとだけ残っていることからもそれをうかがい知ることができます。これ、消そうと思ったらしっかり消せるのにあえて残したのか、そもそも消す必要が無いけれど色を落としてマークをつけたのか、それとも完全に消したかったけれど残ってしまったのか、どれが正解なんでしょう??
コンコースでは、地元の観光案内はもちろんとして、オリンピック出場選手のインタビューが配布されておりました。見る限り、オリンピック前に作成されたもので、実際のオリンピック開催時、あるいはその直前期に配布されたものだと思われます。
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新田祐大 |
中村妃智 |
橋本英也 |
小林優香 |
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脇本雄太 |
梶原悠未 |
そして、自転車トラックの競技紹介。これはMORE CADENCEが配布しているものです。代表として渡邉一成が出ているので、これはオリンピックに向けて盛り上げている最中につくられたものかな?競技者としての渡邉一成はSix Day Londonで見たので、ちょっと思い入れがあります。
入口から中に入って、そのままコンコースに上がると、バック側から出ることになります。
飲食売店や観光協会もこちら側におります。で、あとはレースを見ながらぐるっと場内を回る感じであります。客が少ないので場内は自由席。特に1席あけるルールなどもないようです。
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ミカリンの姿が
伊東温泉競輪のキャラだとは
誰も気付かないでしょう |
バック側からぐるっと見回す |
上部の採光がいい感じですね |
UCIとJCF |
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2コーナーあたりから撮った写真をGoogleさんにパノラマにして貰いました |
←の元になった写真 |
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2センターのやや3コーナー寄りあたりから |
4コーナーあたりから |
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あらためて2センターから |
最後にバックから |
というわけで、レーススタート。
ジャパントラックカップ2022 レース編
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