とべ動物園一人旅その2

4.アフリカストリート

ライオン様は崖のむこうにおわします
 続いて,動物園といったら誰もが思い浮かべる,アフリカコーナーであります。
 普通の動物園であれば,ここが花型になるのではないかと思います。日頃,馬しかいない動物園に慣れている身ではありますが,やはり動物園というとライオン様を拝まないわけにはいきません。
 で,昔はあまり意識してなかったのですが,大人になってみると,「ライオンをどう見せるか」というのは動物園にとって大きなポイントになっているのではないかと思うわけです。なにしろ,百獣の王。王様をどこに配置するかは,RPGの各制作者さんたちも悩んできたことでしょう。
 サファリパーク形式ってのはその意味で画期的な王様の配置なんでしょうね。

 さて,とべ動物園は,「崖で区切る」スタイルでした。これだとさすがに王様とはいえ飛び越えて霊長類に襲いかかることは出来ません。ただ,これだとライオンが遠くなってしまうのが玉に瑕。まあ,近くで見たいならサファリパークに行けってことですな。

 続いて,王様に食べられるイメージしかないキリンとシマウマ。
 普段ウマを見慣れているので,シマウマにはあまり稀少感がありません。シマウマさんごめんなさい……。でも,ここの解説を見て「1頭1頭の輪郭を曖昧にして目をくらませる目的で縞になっている」という説を初めて知りました。なるほど,確かに分かりづらい。しかし,なぜシマウマの編み出したこの画期的な目くらましが他の動物に採用されなかったのか……。

 あと,キリンの観察のポイントの3つめに,「どうして舌は長いのでしょう?」という質問が投げかけられております。これ,答えはなんなんでしょう。普通に考えると食べ物を捕りやすい・食べやすいあたりじゃないかと思うわけですが。あえて書くからには他に何かあるんでしょうか。

キリンの観察ポイント ピンぼけ キリン ナマケモノの謎が深まる… キリン
平和な空気 シマウマ 凄い!

 続いて,なんとなくセットで語られることの多いカバとサイ。なぜセットなのか,というと単に見た目の雰囲気が近いから以外の理由はないんでしょうが。そもそも,野生では同じところに住んでるのかいな。
 サイは室内で食事してましたが,室内だったので上手く写真が撮れず。今ならもうちょっと撮り方考えるんですが,当時の自分の技量では…。
 それにしても,日向で眠るカバとサイ。どっちも気持ちよさそうです。霊長類に監視されながらもストレスに思わずにこういう愛くるしい寝顔を見せてくれると,こちらとしても嬉しくなります。それにしても,動物園で期待されるカバやサイの姿って,どういうものでしょう。あまり食事姿を期待されない動物なイメージがあります。水浴びとかは期待されてるんでしょうが。
 ところで,実はのんびりしてそうなカバの方がサイよりもどう猛なんだったっけ?

ひなたぼっこするカバ 見よ!この美しい寝顔 ぶれた こっちもひなたぼっこ

5.ゾウストリート

 続いて,ゾウです。
 これも動物園の人気者。「人気者のゾウ」というと,例の戦争中に殺されたゾウの話を思い浮かべるわけですが(あの話でゾウが印象的に描かれているのは,「餓死」という事実の凄惨さとゾウの持つ穏やかそうなイメージからなんだろうな),最近の小学校でもこの話は流通してるんでしょうか?

動物よ 安らかに ニョ〜っと顔を出すゾウ 登場 後ろに高さが書かれております 水浴び実演
果てしなく気持ちよさそう いったん戻る
ゾウと飼育員さんの縮尺が凄い
自ら水浴び…の写真なんだけど
完全にぶれた
お口のお手入れ? タイヤと戯れ 歩いて進む 左の牙は? 全貌
もう乾いてますね 得意技。
飼育員さんの愛情が伝わってくる文面

後ろを見ると……
石でした


 でもって,虎。こちらも崖の向こう側におります。
 あと,白い虎もおりました。このへん,ゾウで盛り上がってたので記憶が曖昧。

崖の上の虎 こっち向いた 白虎


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