高取城登城 その1

 壺阪寺を出て,ようやく本日のメインイベント,高取城への登城スタートであります。
 とりあえず,事前に懸念していた雪の問題はないので,あとはスーツと黒靴で無事登れるのか,という問題だけであります。スーツが汚れるのは想定の範囲内なのであとは登山靴でないがゆえの足首の捻挫に注意というところですね。

 まずは一般道を上がっていきます。壊れた回転扉は,かつて壺阪寺の退場口だったんでしょうか。山門でなく回転扉でお寺から出るってのもへんな気分だな。遊園地じゃあるまいに。山門出るときにお辞儀するのはよくやるけど,回転扉を前にしてお辞儀するのは変な気分ですね。こういう場合,参拝者はどうするのが仏教的公式ルールなのでしょうか。

ここから登ります 目のつかれに 新参道 さっき通った陸橋
回転扉。ぼろぼろ 逆行禁止 景色

 さて,しばらく道路を進むと,ようやく山道へ。わくわくしますね。果たしてNPのスーツ革靴で耐えられるのか。

いざ行かん 奥に仏像 こんな道なので余裕綽々 景色 道すじの石塔
これがないと本当に道が合ってるのか
不安になります

 しばらくすると,五百羅漢に到達。
 一般に,お寺なんかにある五百羅漢というと,1個1個独立した石仏がたくさん並んでいるわけですが,ここのものは,岩にひたすら大量の仏様を彫りつけたもの。一体誰がこんなものを。
 そこの右手には,どっちかというとこっちが五百羅漢じゃないの,という感じの仏像軍団。まあ,どれもこれも同じような仏像(全部同じではなく,区画分けされてますが)なので,五百羅漢というのとはちょっと違うような気もします。

五百羅漢案内 こんな感じで岩に彫られております
事前知識無く夜道でこんなのを見つけたら本気でびびるな
下に転がっている岩にも
彫られております
昔は別の場所にあったんでしょうね
新しい五百羅漢
壺阪寺が創ったのか?

 さて。
 案内によると,左下に進むと曼荼羅,左上に進むといろいろな羅漢さん。そして,もうひとつ,右上にも道が延びています。
 しかし,ぱっと見たところ,高取城へは右上の道が正解路っぽいです。手持ちの地図も右方向に進路をとってるし。現場でしばし考えているとご夫婦らしきお2方が右上に進路を取って進んで行かれました。ううむ,やはり右上が正解か。
 いろいろ悩んだ結果,とりあえず左上に進んで,無理なら引き返そう,という結論に落ち着き,左上に進みました。
 すると,出てきました,追加の羅漢さん。とりあえず自分の選んだ「左上」が間違ってなかったことを確認できて一安心。

さらに登場 岩に多数の羅漢 三尊 こんなのも
誰がどうやって彫ったのだろうか 風化して表情が見えないのが残念 岩が割れてるように見えるので
左半分にも彫られていたのでは無かろうか
十三体 五社大神
冥救地蔵 奥の院三尊 さらに先にも 表情がよく分からないので不気味

 結局,五百羅漢コースは,高取城に向かうための寄り道コースであることが判明。まあ,その意味では寄り道して面白いものを見られたのでよかったのでありますが,この五百羅漢コース,そこそこ険しい道でありまして,すくなくともスーツに革靴で突撃するべき道ではなかったです。これは失敗。
 正直,このまま高取城までこんな道が続くのか,上りはともかく,下りは大惨事になるんじゃないか,とかなり不安になりましたが,結局ここの部分(五百羅漢コース)だけが特別で,ここ以外はまあ想定の範囲内。その意味で,スーツでも全然問題なかったな。
 五百羅漢コースは広葉樹ばかりで,落ち葉が多く滑るのでとても怖かったのですが,これ以降は広葉樹よりも針葉樹が増えて,落ち葉が減って滑らなくなり歩きやすくなったのも大きいな

 てなわけで,本コースに復帰して一路高取城を目指します。
 あくまで高取城を目指すコースなので,道中特段のイベントも無し。なので,飽きます。飽きますが,だからといって早足で進むとバテるメタボ人間なので,ここはあきらめて進むしかないのであります。ただ,高取城の地図(手書きのもの)がいろいろかいてくれているので,かろうじてテンションを保てます。この地図を書いた方に感謝。

V字型の道 こんな地図 NTT案内板 車道が見えます
史跡高取城趾 小さいけれどここにも案内
まだここがマイナーな時代に
作られたものなのでしょうか?
梵字が書かれているように見える

 さて,車道が見える地点を突破すると,右手に向かって上り坂。地図には書かれていない坂で,ここを登ると八幡宮への近道なのかもしれず,あるいは失敗すると単に登っただけで降りないといけなくなる可能性があります。迷った結果,地図に従って石段まで進むことにしました。結論として,たぶんここを登っていけば八幡宮に到達できたんだろうと思われます。
 八幡宮は,社殿がかなり老朽化しておりました。事実問題として,宮司さんはおられるのか,いたとしても氏子さんがどれだけおられるのか……。
 全体的に風雪の影響を隠せない中,狛犬だけ元気そうに見えたのでした。

八幡宮への?上り坂 石段 ぶれた 見えてきました
社殿 老朽化は隠せず… なぜか木にのどごし生 木に押されている様子 赤い梵字かな?
神仏習合の名残?
境内を見下ろす 倒れる看板
裏を見ようとしましたが無理でした
手水? 石段 案内板
ちょっと倒れ気味
たき火それ自体は禁止されていないらしい

 そんなわけで,プレイベントも終わり,ようやく高取城の色が濃くなってきました。続く。

壺阪寺高取城その2

旅行記