とうとう薬師寺

 さて,西大寺の駅で立ち食いそばを食し,西ノ京駅に到達。目指すは薬師寺であります。
 今回の旅程を組むまで,薬師寺と唐招提寺がこんなに近いとは知らなかったんだよなー。こんな近距離に,大規模な寺院があるってのは凄いことであります。

西ノ京 地図

 日曜の昼間ではありますが,思ってたより参拝者は少ない印象。薬師寺には中学校3年ときに修学旅行で行った記憶はあるのですが,本当に何も覚えてないな。

参道入山口 土塀
これでいいのか,
白ペンキが剥がれているのか
山門 世界遺産であります 境内図

 そんなわけで,薬師寺に入っていきます。渡されたパンフレットに従って歩いていきます。左手に鐘楼。目の前にある東塔が,骨組みに囲まれております。おお,こんなことになってるのね。
 いやまあ,特に事前準備もしていませんでしたので,あの有名な東塔が(ただ「やくしじとうとう」という7文字をなんとなく覚えていた,という以上のものはないんだけど)こんなことになってるとは知りませんでした。
 そんなわけで,まずは東院堂です。

鐘楼
ついちゃダメ!
東塔 大講堂 別角度から東塔

 東院堂の中には聖観世音菩薩と四天王像。
 仏様はべつにいいんですが,横にある画面に,延々と紹介ビデオが流れ続けており,ちょっとうるさいなと思わなくもなかったです。あったらあったで嬉しいし,多分修学旅行生がたくさんいたらこれくらいの音でも小さいくらいなんだろうけど。このへんは難しいところだろうな。

東回廊 東院堂 脇から見える東塔 水煙
お地蔵様 不動像 別角度で東塔と奥に西塔 龍王社 東回廊

 回廊には,東塔解体修理の事前調査報告が説明されておりました。

東塔解体修理事前調査報告

 で,ここでいったん外に出て,八幡神社に向かいます。一時退出と再入場の可否を尋ねたところ,OKとご快諾いただきました。JRAも見習いなさい。

 まずは,孫太郎稲荷。

遠くから 鳥居 参道 鳥居 拝殿

 ぱっとみたところ,とくに由緒書はなかったように思われます。

 続いて,休が丘八幡。あまり期待していなかったのですが,なかなか歴史的に見ても面白い神社のようであります。神仏分離以降,お寺が管理している数少ない神社の一つだとか。へぇ〜。由緒書には将来の夢が語られておりますが,神仏を再度習合させる気はないのかな。
 それはさておくとしても,両側に脇殿があるのはやはり特徴的,というか,個人的にはやはり違和感に近いものを覚えます。神社ってもうちょっと開放的な雰囲気があるイメージなのに,脇殿があるために閉鎖的な空気になってました。昔はこういう神社も多かったんだろうな。

踏切越しに参道 参道 由緒書 近づく 拝殿前から境内を振り返る
向かって左 向かって正面 向かって右 拝殿

 さて,八幡宮に満足したところで,薬師寺に戻ります。さっきは再入場可と言われましたが,口頭で言われただけで「再入場券」を渡されたわけではないので,実は結構ドキドキであります。
 まあ,無事なかに入ることが出来ました。

南門 西塔 南門 東塔 下馬
手水舎 六根清浄
始めて見る言葉でしたが,
「六根」とは5感+意根らしいです。
へぇーへぇーへぇー
しかも,「どっこいしょ」の語源説もあるとか
へぇーへぇーへぇー
南門入って左手の様子 平木大明神
木の看板には「大」がない
弁天様 若宮社

 そして,中門をくぐって,中に入っていきます。左右には仁王像。色づけが新しいですが,塗り直したのでしょうか,それともそもそも新しいのかな。
 それにしても,常々思いますが,踏んづけられてる邪鬼ってなんともいえない雰囲気を醸し出しますね。

中門 踏まれる邪鬼 いい表情
踏まれる邪鬼
こっちはあまり苦しそうじゃないな
中門越しに金堂 金堂を大きめに
西塔 工事概要 東塔

 東塔は,現在素屋根の建設工事を行っているようです。改修の本丸である東塔の前に,まわりから時間をかけて念入りに建築していくってのは姫路城もそうですよね。
 まあ基本的に先に足場を組むのは最近の建築の主流だとは思うんですが,それにしてもここまで大規模にやるとは,やはり国宝級の建築物は違いますな。
 ですが,姫路城とは違って足場に観光客が登ったりはできないようです(姫路城はできるんですよね?)。

 というわけで,金堂。薬師寺といえば,薬師三尊像。「といえば」とか書きつつここに来るまで存在を忘れてましたが。多分高校で習ったはずです。仏像の魅力を熱く語る先生に習ったりすると,このへんの文化史が楽しくなるのかもしれませんが,残念ながら昔から文化史は大敵でしかありませんでした。
 そして,講堂。大昔の仏足石が展示されておりました。仏足石ってわりと最近流行ってる印象なんですが(なんとなくだけど,新しめの仏足石をよく見る気がする),大昔からあるものなんですねー。

金堂 正面の縄文様 アップ 講堂

 そして,白鳳伽藍から,続いては玄奘三蔵院伽藍へ。
 いまいちこっちの伽藍のことはよく分かってないのでありますが,平山郁夫というキーワードには敏感に反応してしまうのであります。基本的に絵画には全く興味を示さない人間なんですが,平山郁夫氏の色使いは大好きなのです。
 それんしいても,てっきり小さな絵画展のようなものかと思っていたら……とんでもなく大きなものが出てきて,びっくり。それにしても,いつみても平山氏の群青色が凄いです。

 それはさておき,薬師寺の写経納経料2000円って高くないっすか。お寺によっては無料で写経納経可能だと思うんですが(四国とかそうだよね),これって大寺院だったりするとなにか効果(←仏教用語が分からずきたない言葉になってしまうけど)は違うんでしょうか。どっちかというと,文化財保護のための寄付金としての性格が強いのかな。

期間限定公開中!
但し,期間は結構長い
鬼瓦
最近オードリー春日を見ないな
玄奘三蔵伽藍内 正面に
振り返る 礼門 玄奘塔 別角度 礼門から玄奘塔

 そんなわけで,薬師寺拝観終了。最後に唐招提寺に向かいます。
 道中,ひっそりと北門跡がありました。

北門跡 こんな場所

橿原神宮西大寺唐招提寺

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