三景松島杯その1〜念願の仙台〜

 東北と北海道では,草ばんばと呼ばれる,民間ばんえい競馬が数多く行われているようです。Wikipediaで「草競馬」をひいても,東北では相馬野馬追が北限で,それ以外の草ばんばは出てこないんですね。そのため,東北や北海道で開催されている草輓馬の存在を知ったのはつい最近であります。まったくもってもったいない。もっと早くから知っていれば……。

 そんなわけで,宮城県は涌谷町で行われる涌谷草競馬に行くことにしました。一言で「涌谷草競馬に行く」と言っても,いかんせん涌谷がどこにあるのかも分からんし,どうやって行くかも難問です。いろいろと検討した結果,せっかく東北に行くのだから,土曜に多賀城と松島,日曜に涌谷を見て行くことにしました。
 ちなみに,NPは山岡荘八の伊達政宗から戦国に入った人間であり,それゆえ仙台という場所にはそこはかとなき憧れをいただいております。なので,仙台という場所にはいつか行きたいと思っておりました。なんですが,宮城県は公営競技不毛の地であり,なかなか行く機会がなかったんですね。てことで,人生30年以上,「伊達政宗」に出会ってからも20年以上たって,ようやく,ようやく仙台・宮城に降り立ったのでありました。なお,政宗のことをいうのであれば,仙台は後半生の話であって,ほかにもっとみるべき場所があるだろう,というツッコミは当然あるかと思います。というか,実際に数年前には三春にも行ってるしね。


 さて。宇都宮で仕事を終えて最終の新幹線で仙台入り。初日は寝るだけです。
 なお,例によって旅行は事前準備など特にしておりませんので,仙台の繁華街がどこにあるのかとかさっぱり分かってません。ただひたすらGoogleさんの言いつけ通りに電車を乗り継ぐのみであります。よって,現地に着くまで「勾当台公園」の読み方も分かってませんでした。てか,読めないだろこれ。

 んで。すぐに多賀城を目指せばいいのに,ちょっと町歩き。せっかくなので泊まったホテルの近くの神社に寄っていきます。桜岡大神宮。
 どうもこの神社のまわりでは丁度さくらの開花に合わせたお祭りが行われているようであり,おそらく夜になると酔っ払いが大盛り上がりしているのではないかと推測されます。ですが,朝は静かです。

ベガルタの本拠ですね 土井晩翠先生の母校です 朝から場所取り 会場マップ
 
鳥居 由緒 歳徳神社 狛犬が面白い
拝殿 針の碑 桜が美しい

 桜岡大神宮は綺麗な神社でした。で,摂社の歳徳神社の脇にある狛犬がなんかあまり見ない形をしており,面白い。阿形の狛犬は首が落っこちた形跡がありますね。

 さて,続いては仙台大神宮。茂庭氏の屋敷跡地でもあります。茂庭氏ってのは鬼庭氏が改姓した結果ですね。鬼庭氏は信長の野望的にも重要な家臣でなじみ深いです。
 ここは拝殿と本殿の配置が面白い。なんでこんな配置になってるんだろうか。あと,飾られている額がなにかにつけて黒文字を白く縁取りしていて,色遣いも鮮やかで,なんかぱっと見新興宗教っぽいです。なんでこういうフォントを多用しているのだろうか。

 そして,バス停目指してたらたら歩いていたら,馬上蠣崎神社という神社があったので,ここにも寄ってみました。ここは後藤信康が政宗に献上した五島という馬に由来する神社のようです。五島と後藤ってのは同じ響きですが,当然意識して名付けたんだろうな。ジフテリアのことを馬脾風というのは初めて知りました。というか,そもそもジフテリアがどういう病気なのかもよく分かってなかった。ジフテリアに効果があるってのは当然名前から来る語呂合わせだろうな。

屋敷跡の解説
解説の対象が「鬼庭氏」なのか
「鬼庭周防」なのか,
なんかはっきりしません。
仙台大神宮由緒
東京・北海道・新潟大神宮と
「同系列」って言葉は斬新
ちょっと読みづらいですが
いろいろと解説
手水舎
まさかのポリタンク
拝殿 左奥に本殿
この並びは珍しいのでは?
由緒 鳥居 拝殿 がんじがらめの賽銭箱
役業者石像 山神 妙法馬頭観音菩薩

 そんなわけで,バスで仙台駅へ。多賀城に向かいます。

仙台東北歴史博物館多賀城跡松島瑞巌寺東北輓馬大会涌谷天平

旅行記TOP