Farnborough 2016 展示飛行編

 お待ちかね、航空ショーの時間であります。日本のこの手のイベントがどの程度の混雑度なのかは分かりませんが、ここはイギリス。競馬場同様、皆さんおおらかです。無理な場所取りはありません。

11時10分ころの様子 11時30分ころの様子 座席があるので、
課金した人向けだと思います
12時5分頃の様子

 既に書いたとおり、私はこの手の航空ショーについては完全にずぶの素人でして、先ほどまで展示されていた飛行機が実際に飛ぶ、ということすら知りませんでした。
 この日のことで覚えているのは、とにかく軍用機の音の大きさ。軍用機の、と限定していいのかは怪しいですが、とにかく軍用機は私が日常的に空港で目にしてきた旅客機とは比べものにならない轟音をたてておりました。これが近くで飛ぶとなると、さすがに文句を言いたくなるのも分からなくはない。

 ちなみに、この日の模様については公式がYouTubeにアップしています。従って、私がニワカ知識で何を書いていても無視して公式を参考にするように。

 さて、以下は、私が撮った写真やら動画やらを成仏させるためのコーナーとなります。

場内図
Flying Displayの順序も掲載されています

 当日の私のメモは以下の通り。

- 飲んだくれておらず、カメラ小僧が多い
- 最前列ゲット
- カウントダウンが滑る
- 短距離で離陸。軽いから?
- 遅く見えるのだが、距離感が分からない
- 風はすごい。ゴミが飛んでくる
- a400後進できるんだな
- f35のホバリングはすごい。なんだこれ
- yac3の前に飛んでたのが日本を盛大に爆撃した奴。b25?
- ホーネット。音がすごい。のに、着陸が静かなのがすごい
- エアバス時間切れ
- サウスウエストは冷房きいててよい

 全て書いてからメモを見返してみると、メモが何を言いたかったがちょっと分かってきます。
 この日の事象として一番記憶に残っているのは、一番上。飲んだくれがいないことです。競馬場で飲んだくれる英国紳士を見慣れた私としては、これは衝撃でした。お前らやればできるんじゃないか。

ごついのが現れた エンブラエルの空中給油・輸送機、KC-390だと思われます
なにか飛んでいった Airbus A380が動き出す

 案内では12時6分からProsperoが飛ぶことになっておりましたが、ここまではその案内の前の出来事。Flying Displayとは関係なく、ここから帰っていく飛行機がいたりする、という頭が全くありませんでした。
 そして、先ほどからデデン!と待ち構えていたAirbus A380が飛び立ちます。いや〜、でかいな。そして、想像以上に俊敏にグルグル回るんですね。客を乗せない旅客機というのはこんなにも自由に飛び回るのか。ほんと、びっくりしました。凄い凄い。いや、このときの驚きは10年経った今でも覚えております。メモに記載がなくても覚えてます(写真きっかけではあるけど)。それだけ強烈でした。いや〜、いいもん見られた。

Prospero 飛び立つAirbus A380

 A380に続いて、Airbus A400M。なんか380の続きのような雰囲気を醸し出しながら、軍用機でした。A400Mの"M"がMilitaryっぽいことにはあとで気付き、Wikipediaでその通りだと裏付けを取りました(この程度のことならWikipediaを信頼してもいいでしょう)。

 諸々動き出しているのが見えます。そのなかで、Twister Aerobatic teamによる展示飛行。
 パドックで回っている馬がいる中で本馬場入場が始まった、みたいな感じでしょうか。明らかにたとえ方が間違ってますね。

色々動き出している Twister Aerobatic team

 続いて、Pitts Special。予定表ではApacheとなっていましたが、これがPittsと同じものなのか違うものなのか、私には判別能力がありません。なお、その次に演技を行うCorsairも離陸しております。このあたりの流れもここに行くまでもちろん分かってませんでした。それにしても、ニアミスもへったくれもあったもんじゃないんだな。あたりまえなのだろうけど。

飛び立つCorsair Pitts Special
Corsair。ろくな写真が残されておりません

 デジカメのタイムスタンプを見たら、ここで13時30分となっておりました。なんと、もう1時間以上経ってるんですな。写真だと全く分かりません。
 そして、先ほど見たような記憶のある飛行機がどんどん出てまいります。

←飛んでるシーンを撮り損ねたStolp SA-300 Starduster
An-178。ウクライナ国旗が目立ちます。果たして、2026年時点でこの飛行機はどうなっているのでしょうか……
Blades Extra 300SC 動き出すBoeing727
飛び立つBoeing727
Dornier Do-328-310 Jet
B727 & Blades flypast
B727
Blades
無事帰還

 こうして、Airbus A380やB727が暴れ回っているのを見ると、乱気流やなんやらで「飛行の安全性には問題ありません」と言っているのはまあそりゃそうだよな、という気になります。
 逆に、こういうところで事故を見ると一生もののトラウマになりそうではある。

 続いて、AeroSuperBaticsのWingwalkers。完全に記憶から消えていた、というか当時現地で私の肉眼でどこまで認識できたのか分かりませんが、写真を見ると気付きます。なんか上に人が乗ってますね。気のせいでしょうか。2016年に随分と立派なAIがあったものですね。そして、写真を見る限り、着陸時には上に人が乗っていません。やっぱり人が乗っているように見えたのは気のせいかAIだったのでしょうかね。まさか飛行中に下に降りたりしてませんよね。とりあえず飛行機の上に乗ってた人が吹っ飛んだ、というニュースは見かけなかったように思いますが。
 Wikipediaを見ていると、2021年に海中に墜落する事故がおきたものの、操縦者もwingwalkerも無事だったようなことが書かれております。いやはや、無事で良かったとしか言いようがないです。

←wingwalkerが降りようとしてる?
この時点で人がいない→
お帰りなさい

 アクロバティックなものをみたあとは、F-35で口直しとなります。スピードが速くてろくな写真が残っておりません。ステルス性能の高い飛行機だから写真にも撮りづらかった、ということにしておきます。
 よく分かってないのですが、こいつは垂直着陸やホバリングが可能なようでして、ホバリングの動画が残されておりました。いやあ、技術って凄いですね。

 続いて、Fairey Swordfish。当初の予定と順番が入れ替わっているようですね。そういうことをされると私のように何も分かってない人間が困ります。

 軍用機が続きます。この時間は割と雲が暗くなっておりますが、なんというか不穏な天気に軍用機は似合いますね。

Yak 3が離陸 North American B-25 Mitchell
North American B-25 Mitchell Yak 3

 時間は15時。お待ちかね、Spitfireのお時間です。なんに驚くって、ほぼ予定時刻通りに始まっていることです。やればできるじゃないか、イギリス人。やはり空港や軍がからむと時間厳守になるのか。

 なんか赤いのが動き始めておりますが、まだまだレトロな軍用機が続きます。

Grumman F8F-2P Bearcat 赤いのが気になります
飛行機のぬいぐるみが落ちてるのに気付いた 絵に描いたような戦闘機のかたちをしているF/A-18E
お帰りなさい
離陸シーンを撮り逃してるな
P51 Mustang P40 P51 & P40
Bearcat着陸 P40が帰還 P51が帰還
Eurofighter Typhoon

 続いて、BBMF Flypastは写真を撮り損ねたので、写真が残るのはRed Arrows Flypast。日本語に訳すとFlypastは観閲飛行となっちゃうんだけれど、Flypastというと、ビュン!と飛行機雲を残して飛び去っていく、FlyとPastっぽい奴ですね。
 Red ArrowsはRoyal Air Force、つまり王立空軍に所属するAcrobat Teamということになります。Wikipediaを見る限り、陸軍と海軍にも曲技飛行チームが所属しているようですね。このあたり、我らがブルーインパルスがどこに所属して、自衛隊が曲技飛行を行う際に誰がどうするのかは全く理解していないので、イギリスについても何をか言わんや、という感じであります。
 あと、たまたま冒頭に挙げたこのときの公式YouTubeを見ているのですが、どうもこの"Reds"のほかに"Blues"と呼ばれる編隊もいるようですね。検索すると、陸軍のヘリチームなのかな。

 Red Arrowsの飛行が終わると、場内の雰囲気が緩みます。とりあえず、Global StarsとB-17の離陸を見て、私もまわりに合わせてフラフラすることにします。

Global Stars離陸 B-17離陸
Auster AOP.9 Agusta-Bell Sioux AH.1
Airbus A380。中に入れるタイミングだったようです Airbus A400M

 そんななか、Global Starsの飛行が始まります。ちょっと青空がまったくなくなって、イギリス的な天気になっちゃいましたね。

 あらためて、Airbus A400Mを眺めます。ついさっき飛んだばかりの飛行機を近くから見るのは不思議な気分です。

Airbus A400M
ATR 72
DHC Chipmunk G-AKDN Yakovlev Yak-52 D-YAKI
C-130J
再び展示モードのB727。こうしてみると、B727って小さいですね
Short Tucano T1 PBY-5A Catalina
Panavia Tornado GR4T F-16C

 そんなわけで、時計を見たら17時。これからPoole Greyhound観戦へと向かわなければなりません。というわけで、Farnboroughをあとにします。
 人生初の航空ショー鑑賞でしたが、何も分かっていないなりに楽しめました。正直、今から勉強してミリオタなり航空機オタなりになる気は特にないのですが、多少なりとも知識があったらもっと楽しめたんだろうな、とは思います。まあそれは仕方がない。
 なんにせよ、これを書いているのが2026年1月ですから、約10年経ちました。10年経って、復習できたのはそれはそれでよかった。

帰りのバスはこちら 写真のタイムスタンプを見ると
17時30分には到着してます

 では、Pooleへ。

Farnboroughその1静的展示編展示飛行編犬のプール〜Poole Greyhound


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