競輪

競艇

予想屋 大泉実成・田中良成

1995年~1997年の『ギャンぶる大帝』の連載に加筆修正したもの。公営4競技の予想屋(佐賀のみ「通信社」)を取材した作品。取材者の都合か予算の都合か、比較的関東圏が多い。自分は競馬から公営競技に入ったので、競艇や競輪を覚えるにあたって、予...
競輪

百 色川武大

主に退役軍人の父親との関係を描いた私小説4編。父親との親子関係を契約ととらえた『永日』、父親とのズレた会話が印象的な『百』など、淡々としたなかにリアルかつ冷静冷淡な展開がなんともいえない。本題とはズレるが、『連笑』の中の競輪に関する部分(3...
競輪

競輪選手 博打の駒として生きる 武田豊樹

この時代に新書を出せる競輪選手というのは希少なのではないか。オリンピアンだからこそ執筆依頼が来たのかな?半生を振り返りつつ、競輪への考え、競輪選手としての考えを語る本。過去のレースについてはデビュー戦や岸和田グランプリあたりしか振り返りが無...
競輪

千三百四十一勝のマーチ―選手生活32年思い出すまま 松本勝明

2021年3月6日に亡くなった松本勝明氏の自伝。昭和58年の作品。1949年という、本当に初期に競輪選手になった松本氏が1982年に引退するまでの作品なだけに、松本氏の歩みはまさに日本における競輪の歩みそのもの。競輪の歴史を選手視点で見るこ...