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走れオンワード 事業と競馬に賭けた50年 樫山純三

アパレル大手、オンワード樫山の創業者による日経「私の履歴書」への加筆修正が前半60%。後半40%が冠「オンワード」の競走馬事業についてのお話。私は競馬ファンなのでオンワードと言ったら馬主となるのだが、樫山さん自らあとがきにて「世間では私は、...
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名張列車区回顧録「これはマルになりません!」 一岡浩司

笠松競馬場の予想屋、大黒社として活躍する著者が、前職近鉄時代について語った本。とにかくエピソードをふんだんに盛り込むことを重視した作品であり、まじめな人が読んだら今からでも近鉄にクレームを入れそうなことも多い。なお、著者も現在はそういうこと...
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世界の競馬必勝法あらかると 尾本健

基本的に馬券本には興味がないのだが、「世界の必勝法」という題名を見て、石川ワタル氏の本(石川ワタル、世界をワタル)で出ていたようなものだったら面白そうだなと思ったら、なんと裏表紙にその石川氏からの推薦文があった。というわけで中古で購入。基本...
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天才騎手 狩野洋一

競馬記者藤森氏が取材する体をとる競馬小説。とはいえ、藤森氏以外の登場人物は基本的に実名(なお、西島氏が実名かは私には分からない。ちなみに、このトラブルの件、アンカツさんのWikipediaはもちろんのこと、トミシノポルンガのWikipedi...
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ダービーオーナーは社長失格?: フサイチ王国勝利の方程式

2001年4月出版。2000年のフサイチペガサスのケンタッキーダービー制覇~引退、フサイチゼノン騒動まで収録されている。基本的には関口氏の自伝。題名にもでてきているフサイチペガサスの購入経緯、芸者さんを呼んで話題を振りまいたケンタッキーダー...
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冷めて、静かに、熱くなれ: 蛯名正義フォトエッセイ 蛯名正義、島田明宏

フォトエッセイ、ということで、写真がメインで中身がスカスカなのだろうと思って手を出していなかった。実際は、構成担当の島田明宏氏の手がかなり入っていて、むしろ写真ページは少なく、充分に読み応えがあった。著者がエビショーの本なのに最初と最後にエ...
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ダービーオーナーは社長失格? 関口房朗

2001年4月出版。2000年のフサイチペガサスのケンタッキーダービー制覇~引退、フサイチゼノン騒動まで収録されている。基本的には関口氏の自伝である。題名にもでてきているフサイチペガサスの購入経緯、ケンタッキーダービーの状況、フサイチコンコ...
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サンデーサイレンスの奇跡 柴田哲孝

サイレンススズカのものを除き、競馬最強の法則に掲載されたものを収録した作品集。サンデーサイレンス、リアルシャダイ、ノーザンテーストのリーディングサイアーもの、山田泰村本土肥常石の騎手もの、サイレンススズカアドマイヤグルーヴコスモバルクウオッ...
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グランプリ夢の蹄跡: ドキュメント・ドリーム・レース

第1回メイヂヒカリから第34回イナリワンまで、昭和(イナリワンのみ平成)の有馬記念をまとめたもの。昭和にしようという意気込みからか、初版だと190頁に誤植があり、イナリワンの有馬が「平成1年」でなく「昭和1年」となっている。特に序盤はレース...
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オリンポスの使徒―「バロン西」伝説はなぜ生れたか 大野芳

2024年のパリ五輪で日本チーム初老ジャパンがメダルを取ったことであらためて注目されたのがバロン西。書名となっている「バロン西伝説」とは、硫黄島で米軍が「オリンピックの英雄、バロン西、出てきなさい。あなたを死なせるのは惜しい」と呼びかけたと...