綾: レ-スを決めたあの一瞬 瀬戸慎一郎

競馬

カブラヤオーのダービーからサニーブライアンのダービーまで、40弱のレースを取り上げ、レースの結果を左右することになった「綾」について述べているもの。「最強の法則」に載せたもの+書き下ろしからなるが、今なら「ブログでやれ」と言われそうではある。

メジャーなレース(TTG有馬とかオグリ毎日王冠)はさておき、ビンゴガルーやテュデナムキング、ウインザーノットの話などが読めるのは嬉しい。

内容は、瀬戸氏の文章らしく非常に主観的。そのため、好き嫌いは大きく分かれると思う。
モンテプリンスあたりのファンならその時点で本を投げ捨ててるかもしれない。

ちょこちょこ出てくる「○○年のレース・オブ・ジ・イヤーと評価される」という文言が気になる。客観的な書き方をしているのだが、どこでそういう評価がされたのだろうか。

また、サイレンススズカのダービーについて、一般的な理解では橋田調教師側から前半を抑えるよう指示を出したことになっていると思うが、この本では「現時点では、馬の気にまかせて走らせるしかない」とコメントしていたことになっている。どちらが正しいのか、あるいは両方とも正しいのかは分からないが、瀬戸氏が取材して聞いたことなのかどうかは気になるな(ほかの節で出てくる関係者の言葉も同様)。

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