三冠達成後、ジャパンカップを前にした時期に出された電子書籍。河村清明氏らしく、岡田スタッドの内部に入ってしっかりと取材している(裏返せば、批判的な見地はゼロ)。
こういう時期にいったんまとめて本を出すというのはとても大事。三冠という偉業を達成しつつも、なおチャレンジ精神を持ち続けた関係者の言葉は素晴らしい。
ジャパンカップ、そしてその後の現役後半をふまえて関係者に取材した本を出してくれたら是非読みたいんだけど、需要がないのだろうか。特に松山騎手のインタビューなんかをしっかりと本に残してほしいと思う次第。

新ひだか町ノルマンディーファーム発 無敗の三冠牝馬デアリングタクトへの思い (スマートブックス)
父エピファネイア、母デアリングバードの2番仔は、セレクトセール2017の当歳市場に上場された。しかし、リザーブ価格800万円ながら落札には至らず、翌年再び、セレクトセール2018の1歳市場に登場することとなった。ここで同馬を見そめ、落札した...


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