ウオッカの背中 河村清明

競馬

ウオッカの天皇賞秋の勝利の時点で書かれた本。あらためて戦績を見直すと、この時点でダービー・安田記念・天皇賞と3つ勝っているとんでもない馬なのだが、このあとさらに安田記念連覇にジャパンカップがくっつくのだから、あらためて凄い馬である。

河村氏が関係者を取材し、また色々と資料を調査したことが分かる本であり、序盤はカントリー牧場の歴史がメインになっていて、ウオッカ色が薄い。その意味で、ウオッカウオッカした本ではない。「ウオッカの背中」という題名に反し、レース描写よりも、取材結果に重きを置いた本である。

自分的にも、カントリー牧場の歴史をきちんと知ることができたのが最大の収穫だったりする。いずれにしても、きちんと取材している本は大事。

ウオッカの背中
ウオッカの背中

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