名馬

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駿馬、走りやまず: ブライアン、ホクトベガ神の脚たちの栄光と孤独 木村幸治

優駿、Gallop、AERAへの記事を改稿してまとめた本。 序盤は特定の馬に注目したエッセイ(ライスシャワー、ローレルvsトップガン、マックイーン、シービー、ナリタブライアン、ビワハヤヒデ、ホクトベガ)、さらに盲目の牝馬ミホアルダン...
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強すぎた名馬たち 渡辺敬一郎 

レース中あるいはレース直後の故障が原因で亡くなった馬たちについて取材をベースに作者さんが語る本。取材等の客観的な部分と作者さんの主観が出ている部分のバランスがよく、とても読みやすい。 紹介されているのはテンポイント(別の本で詳述した...
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サイレンススズカ物語: 地上で見た夢 安西美穂子 

短期間で2冊目のサイレンススズカ本。都地さんの本は伝記でしたが、こちらは(題名に反し)安西さんのエッセイであって、伝記ではない感じですね(それゆえAmazonではハルウララ事件を単著に低評価が並んでます)。 都地さんの本にはなかった...
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サイレンススズカ: 無垢なる疾走 都地政治 

牧場、馬主、厩舎、騎手としっかり取材をした伝記本。元々競馬記者ではない(タイテエムのころからの競馬ファンではあるらしい)ので、文章に変な癖もなくとても読みやすい。 その結末も含めて有名な馬であり、知られているエピソードも多いが、ぐる...
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挑戦: サクラローレル物語 月本裕

筆者は小島良太調教助手と仲がよかったようで、サクラローレルのフランス遠征でも密着取材が許されていたようである(188頁に書かれている内容を読むと、スポーツ新聞や雑誌などは厩舎取材が禁止されていた様子)。 早いうちから海外に目を向けて...
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世界への飛翔 ハクチカラ1959-タイキシャトル1998 今井寿恵

タイキシャトルのジャック・ル・マロワ賞制覇までの日本馬の海外遠征をまとめた本。 今井さんの監修なので写真メインかと思ったらそうではなく(序盤1/3が写真)、文章量が多くて読み応えのある本でした。今井さんの文章はシリウスシンボリのみ。...
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ベガとアドマイヤベガ―奇跡の親仔物語 木村俊太

題名の通り、ベガとその子アドマイヤベガについての伝記。アドマイヤベガ引退前に書かれた本。もちろん、近藤オーナーと登場人物の関係もまだ良好。 ベガの脚が曲がっているという話は有名で知っていたが、夏の削蹄ミスの話は知らなかった。馬の早熟...
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ウオッカの背中 河村清明

ウオッカの天皇賞秋の勝利の時点で書かれた本。あらためて戦績を見直すと、この時点でダービー・安田記念・天皇賞と3つ勝っているとんでもない馬なのだが、このあとさらに安田記念連覇にジャパンカップがくっつくのだから、あらためて凄い馬である。 ...
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夢の途中―愛と奇跡の馬メイセイオペラ 花岡貴子

オーナーサイドの小野寺良正氏・小野寺明子氏や明正商事、メイセイオペラが生まれてくるまでの経緯について丹念に取材をされている。そのため、メイセイオペラが生まれるまでの記述が40%程度あるのが特徴的。「夢の途中」という本であり、99年の帝王賞...
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新ひだか町ノルマンディーファーム発 無敗の三冠牝馬デアリングタクトへの思い 河村清明

三冠達成後、ジャパンカップを前にした時期に出された電子書籍。河村清明氏らしく、岡田スタッドの内部に入ってしっかりと取材している(裏返せば、批判的な見地はゼロ)。 こういう時期にいったんまとめて本を出すというのはとても大事。三冠という...
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