関東在住の作者によるJRA旅打ち戦記。関東在住なので府中中山以外のJRA8場への遠征記録がつづられている。勝った遠征を選んだのかもしれないが、それにしても勝っているだけで凄い。
1995年の本で、特定の馬の馬券を買うために(見るためではない)遠征する話などに時代を感じる。昭和46年の馬インフルエンザのときに中京に遠征したこともあるようで、自分も大井の中止の時に友人と水沢遠征話をしたのを思い出した。
今の時代に読み直して何かが得られるかというと、特に得られるものはないのだが、1990年代序盤の競馬の雰囲気が分かるので、そのころの競馬を再度体感したい人は読んでいて懐かしい気持になる。
行きはよいよい競馬旅
行きはよいよい競馬旅
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