2002年発行の本。サプライズパワー・アトミックサンダーの話までは載っている(但し、数ページのみ)。
執筆時までの人生を振り返った自伝本。騎手・調教師としてかかわった馬の話もあるが、それよりも林正夫調教師、森誉調教師、大野一郎氏、北島三郎氏、全演植氏らの恩人との関わりの話がメイン。そして、川島氏の騎手引退のきっかけにもなった正一氏についても最後にちょっと触れられている。四男川島正太郎氏の話題はゼロ(まだ子供だものね)。特に北島三郎氏の凄さを思い知らされる本である。
この後に川島氏があつかうことになる馬の話などを書いた続編が書かれることなく川島氏がこの世を去ってしまったのが残念。
この本のラストで重賞50勝したら引退すると書いていた川島氏が、その倍以上も重賞を勝っているのだから、そのあたりの話は読んでみたかったなあ。
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