その他

競馬

スポーツノンフィクション 咬ませ犬 後藤正治

競馬の世界だと後藤正俊氏が有名であるが、後藤正治氏の作品。5つの雑誌記事を1冊にまとめたもので、ボクシング、野球2軍監督、ラグビー、登山、そして競馬厩務員について書かれている。競馬厩務員について書かれた「ライアンの蹄音」は、題名の通り、メジ...
競馬

馬産地ビジネス―知られざる「競馬業界」の裏側 河村清明

アグネスデジタルの天皇賞制覇を機に書かれた本で、日本競馬がかなり暗い時期。新潟三条が廃止され、北海道も危機の最中。このあと北関東3場が廃止される。そんな中で、馬産地を巡って色々な人に聞き取りをした、画期的な本。安定扱いのメジロ牧場は既になく...
競馬

注文の多い競馬場 高橋直子

高橋さんが海外の競馬場に行った際のエッセイが中心。岡部幸雄騎手のマカオダービーから始まるマニアックさです。関係者への密着取材、という種類のエッセイではないため、変に現場に突っ込みすぎた話はなく、それゆえ当時の現場の雰囲気が伝わってきます。読...
競馬

ますます競馬が観たくなるニッポン競馬50の風味 増田知之

だんだんストックがなくなってきました。これはギャロップの連載をまとめたもの。外国産馬へのレース開放が議論になっていた頃の話ですね。また、海外の競馬の話なんかは知っている話が多かったですが、この時代に海外の情報を入手する手段としてはインターネ...
競馬

若き実力者たち 沢木耕太郎

この本も歴史の中に埋もれさせるにはもったいない本。引用したい箇所はTwitter上にて引用してしまったのでそれをさらに引用。面倒くさい競馬オタク河野洋平氏とライスシャワーでおなじみの栗林商船栗林友二氏の関係性が大変興味深い。そして、畑正憲氏...