この読書記録をつけようと思った理由の1つが、埋もれた本や人を埋もれさせたままにするのがもったいないと思ったから。そのうちの1つがこの人。
今となっては、G1を勝っているわけでもなく、調教師や調教助手になったわけでもなく、完全に歴史に埋没していて、「天才騎手」という表現も自称以外の何者でも無いという扱いになるのだろうな。
この本は、高校の頃に書泉でほぼ1冊まるごと立ち読みしたような記憶があり、ふと懐かしくなったので中古で買ってみたもの。キャラ的に藤田伸二騎手に近いところがあって、結局関口騎手が言ってたことを20年経って藤田騎手が言ってる、という感じになっている。
昔はあまり意識していなかったのだが、あらためて読むとフランスでは騎手の妻が”営業”をしていることが書かれている。これ、全員が全員、というわけではないだろうけれど、実際にそういう事例があり得るのだろうか。ペリエさんなら喋ってくれないもんだろうか。
天才騎手がぶちまける勝つ馬の秘密 (ポケットブック 89)
天才騎手がぶちまける勝つ馬の秘密 (ポケットブック 89)
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