様々なスポーツから、復活を目指して戦う/戦った選手たちについて語る本。競馬界からは柴田政人。
水泳高橋、バレー斎藤などは全く知らなかった選手だったし、大野や与那城などの半生は初めて知った。非常に興味深く読めた本。
というか、柴田政人については語り尽くされているし、この本のストーリーもこれまであちこちで語られてきたところを越えてこない(アローエクスプレスや福永・岡部・伊藤の同期関係)ので、後藤氏の文章力を持ってしても特段面白みはなかった。
さらにいえば、調教師としての柴田政人氏の評価がほぼ出てしまっている2022年(読了時)において柴田氏の引退後への期待を読んでしまうと、なんとも複雑な気持ちになってしまうのよな……。
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