騎手

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馬は誰のために走るか―オグリ、テイオー…の復活。その奇跡の秘密 木村幸治

オグリキャップ、トウカイテイオー、中野栄治、ルドルフと畠山和明、福永洋一、柴田政人、スピードシンボリ、マーベラスクラウン、山本正司とキーストンの9章立て。文庫化でテイオーとクラウンが追加されたらしい。畠山氏がお姉さんを通じてヒカルイマイにつ...
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二番星は二度輝く : 代役騎手とシンザン・有馬記念の栄光 松井俊堯

専業の作家さんや競馬記者さんではなく、大田市出身の筆者が同郷の松本善登騎手について書いた伝記。そのため、松本騎手や当時を知る競馬関係者からの直接取材はない。それが少し残念ではあるのだが、そもそも伝記というのはそういうものだものな……。大田市...
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復活―十の不死鳥伝説 後藤正治

様々なスポーツから、復活を目指して戦う/戦った選手たちについて語る本。競馬界からは柴田政人。水泳高橋、バレー斎藤などは全く知らなかった選手だったし、大野や与那城などの半生は初めて知った。非常に興味深く読めた本。というか、柴田政人については語...
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一生競馬 河内洋

河内氏の騎手引退時に書かれた本。会話文なのはいいが、聞き手とのやりとりも含まれており、それによって何があるわけでもなく、正直蛇足感がある。構成としては、アグネスタキオン・フライト、アグネスレディーから始まる、様々な名馬との思い出話から始まり...
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野望ありマス オリビエ・ペリエ

2008年に出版された、騎手としての自伝的な本。結果的に、2009年以降はJRAに短期免許で来日しなくなってしまったので、現時点ではこの本が最初で最後の日本での自伝本になっている。騎手としての成長や、思い出の馬などについて、日本のことだけで...
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馬も笑う競馬のはなし―ファンに捧げる競馬のすべて 中野栄治

中野騎手がダービーを勝った翌年に出された本で、文章からもダービーを勝った喜びと自信が満ちあふれている。内容としては、どちらかというと暴露話系が多い。田原騎手や藤田騎手の本が広く出ている今となっては、あまり新鮮味がない。ただ、増沢騎手と親しか...
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柴田政人 炎の伝説―傷だらけで獲った1,767勝 大寺駿

2022年最初に読了した競馬本。メジロラモーヌ同様、雑誌連載を本にまとめたもので、それゆえこの本のために関係者に取材したということもなく、おそらくは当時のレースの取材メモ等を参照しながら書いたもの。それゆえ、情緒的にならず、淡々と進んでいく...
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騎手の一分――競馬界の真実 藤田伸二

番長の話などで業界ネタを気軽に書いていた藤田騎手が、ブログ時代を経て引退に至る思いを新書にしたもの。出版時はかなり話題になっていたので数年経てばブックオフに並ぶだろうと思っていて、結果的に110円で購入。先日の関口騎手の本と同じ流れの本で、...
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馬を走らせる 小島太

マンハッタンカフェ→イーグルカフェで調教としても絶頂期にあったころの本。蛯沢さんが好きだった人間としては蛯沢さんなどのスタッフについても触れて欲しかったけれど、まあ需要ないよね……。他の1000勝特例騎手(特に美浦の加賀郷原柴田政的場)に比...
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天才騎手がぶちまける勝つ馬の秘密 関口睦介

この読書記録をつけようと思った理由の1つが、埋もれた本や人を埋もれさせたままにするのがもったいないと思ったから。そのうちの1つがこの人。今となっては、G1を勝っているわけでもなく、調教師や調教助手になったわけでもなく、完全に歴史に埋没してい...