北極星

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逃げろ!自由のために―エリモジョージと襟裳の春 栗林阿裕子

作者は小栗帽子の名前でも有名。エリモジョージの本だが、出版は2005年。エリモジョージが死んだ後の出ている。 はしがきからだと厩務員さんや大久保調教師のご家族と馬とのハートフルストーリーかと思ってしまうが、内容は関係者のインタビュー...
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たかが競馬されど競馬 草野仁

元NHKアナウンサーの草野仁さんの本。序盤は競馬の楽しみ方などの話がつづき、中盤からアナウンサーの取材こぼれ話的なストーリー展開となる。 1993年発売だが、草野さんのNHK時代の実況・取材話が中心なので出てくる話は古いものが多く、...
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安藤勝己の頭脳 名牝騎乗論 亀谷敬正

ダイワスカーレットとブエナビスタという2頭の牝馬について厚く語られているために名牝騎乗論という題名になっているが、2007年~09年のクラシックについて語っている本なので牡馬の話もある。 基本的に、レース後に亀谷氏が安藤騎手にインタ...
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ジョッキー×ジョッキー トップ騎手11人と本気で語る競馬の話 藤岡佑介

netkeiba上の対談を書籍化したもの。ネット上の記事は検索性はいいが、まとまって読むのには適さないしいきなり消えることも多いので、こうして書籍化してくれるのは非常にありがたい。netkeiba上のほかの連載も是非書籍化してほしい(一度...
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それでも悲しき日本競馬―世界の常識、ニッポンの非常識 関口房朗

未だ毀誉褒貶の多い関口さんが日米ダービーを制覇して勢いに乗っている2004年3月頃の本。 これを書いている2023年時点では関口さんの生死すらよく分からない状態であり、時代を感じる。アンカツやニール・ドライスデールからも見初められた...
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極道の恩返し―安部譲二ワルの馬券学 安部譲二

ノミ屋などをやっていた安部氏が競馬について好き放題書く本。こういう人がこういう内容の本を出せる、日本社会が暴力団とともにあった時代なのだなあ、とあらためて思う。裏で泣かされた人は多数いるだろうから、決してこれがよかったとかいうつもりは無い...
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天翔る 村山由佳

札幌競馬場から始まるが、内容は馬術のエンデュランス競技への挑戦。 蓮見清一氏がモデルだと思われる(蓮見氏の著作も参考文献にある)漆原が完璧超人として登場しており、彼をどう評価するかで小説としての評価は分かれる気がする。 内容と...
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なぜ競馬学校には「茶道教室」があるのか 原千代江

元々は騎手候補生にお菓子を食べさせてあげるために導入されたという茶道教室。厩務員課程の話は全く出てこないので、あくまで競馬学校の騎手課程にのみ茶道教室がある様子。 茶道の効果を語りまくる内容だったら「ならなぜ茶道のない海外の騎手に負...
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橋本聖子―Both way Athlete 木村幸治

安定の木村幸治氏の文章 本は橋本聖子氏が自転車の五輪代表になるところから。自転車とスケートの親和性は今ではよく語られるところであり、スケーターが競輪に多数入ってきているが、元はといえば橋本聖子氏が切り開いた道だともいえる。 そ...
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じゃじゃ馬ジョッキー―幻の少女騎手TOSHIKO 渡辺年子

女性ながらJRA騎手を目指し、その夢が破れたのちもオーストラリアへの挑戦、地方競馬騎手への挑戦と、難関に立ち向かっていった渡辺さんの自伝。とにかく前向きにひたむきに頑張る姿が描かれている。様々な出来事が詳細に綴られている。日記でもつけてい...
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