競馬 伝説の名勝負 1990-1994 90年代前半戦

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「伝説の名勝負」という題名であるが、基本的には名馬列伝。レースはとっかかりであり、基本的には新書4ページで1頭の馬を語る方式。それゆえ、安田記念のノースフライトはマイルCSに語られた分量の方が多かったり、エリザベス女王杯のホクトベガやジャパンCのレガシーワールドや京都新聞杯のスターマンもレースよりも別のテーマについて分量が割かれている。

その意味で題名に期待するとちょっと期待外れになるのだが(普通に名馬列伝として売って良かったような)、令和の時代になってナリタハヤブサの名前が出てくるのは嬉しい。

また、本題から解き放たれているコラムは読み応えがあり(分量的な限界はあるが)、早見和馬氏、的場文男騎手のインタビューや、これまた分量的な限界はあるもののアングロアラブについて触れられているのも嬉しい。

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