競馬 意外に大変。 後藤浩輝 2002年出版の自伝的な本。アドマイヤコジーンで初G1制覇を果たす前に出ており、まさに頂点に向かってのぼっている後藤騎手の言葉が熱く語られている。面白かったのはアメリカに単身遠征した際の話。当初予定していたエージェントがいなくなった話やその... 2025.02.26 競馬
競馬 競馬の人類学 長島信弘 いきなりトリニダードトバゴの競馬の話から始まる本。途中、ギリシャ古式競馬やイギリスの話なども挟まれる(正直イギリスブックメーカーの話は蛇足に思えた)が、メインは日本の中央競馬。地方競馬の話題は大月隆寛にボールを投げている。正直、私には文化人... 2025.02.18 競馬
未分類 ローゼンホーマ : 去りにし日々、漆黒の薔薇 rosenhomer 福山を代表する名馬ローゼンホーマの足跡をたどった本。福山の鎖国性から始まることで、ローゼンホーマが全国制覇を成し遂げたことがいかに偉業であるかが分かる仕組みとなっている。あらためて、アラブ競馬が、そして福山競馬がなくなってしまったことが惜し... 2025.02.08 未分類
競馬 特別模範男 藤田伸二 藤田騎手の自伝的エッセイ。ほかの騎手のエピソードも少しは入っているが、ちょっとした味付け程度。戸籍上の名字が変わったこと、親御さんとの対立、境調教師との関係、伊藤・白井調教師との関係など、興味深い内容に満ちあふれている。藤田騎手の主張部分に... 2025.02.01 競馬
未分類 水に舞う不死鳥―艇王の二十年 植木通彦 前半が艇王植木の自伝。後半が24場についての植木の思い出話と全成績。自伝パートは、ちょこちょこ登場人物にインタビューした内容も書かれている。主観と客観がいい具合にまざっていて読みやすい。この形式はあまりないけど、いいですね。ビックリしたのは... 2025.01.20 未分類
競馬 優駿観戦記で甦る日本ダービー十番勝負 寺山修司ほか 著名作家陣が書いた『優駿』誌上のダービー観戦記と、それに編集部が「蹄跡」としてダービーの解説を付したものを10レース分あつめている。何より興味深かったのは、かつては日本中央競馬会職員がレース後の記述を執筆していたこと(本書では第1章のシンザ... 2025.01.11 競馬
未分類 競馬ゲームファンブック 光栄出版部 光栄が出していた『光栄ゲームパラダイス』から、競馬ゲームに関する読者投稿コーナーを独立させたもの。1冊目が『競馬SLGファンブック』で2冊目がこれ。題名だけ見ていると逆のような気がしてしまうが、この順番である。競馬ブームが過熱する中、ダービ... 2024.12.25 未分類
競馬 華麗なるフランス競馬 ロンシャン競馬栄光の日 大串久美子 フランス平地競馬の始まりから軌道に乗っていくまでを描いた大作。読み始めた本は平地限定なことで期待値が薄かったが、これに障害と繋駕を付け加えたら難しくなるので、捨象したのは正解なのだろう。文章がやや物語調というか劇画調というか、フランス的とい... 2024.12.14 競馬
競馬 競馬最弱の法則 あすか競馬本シリーズ 競馬にまつわる様々なネタを、特に題名通り馬券を外す方向やマスコミや記者などのマイナス方向に笑い飛ばすという、この当時流行っていた本。別冊宝島にもありそうなネタだが、これはあすか書房。但し、執筆者はほぼかぶる。石田敏徳さんのスポーツ新聞の裏話... 2024.12.03 競馬
競馬 競馬と鉄道 – あの“競馬場駅”は、こうしてできた 矢野吉彦 競馬場駅を「競馬場にアクセスすることを主目的に設置された駅、あるいは競馬場を”目印”にして設置された駅」(4頁)と定義して、競馬場駅を中心に競馬と鉄道の深い関係について述べた本。正直、新書版なこともあり、単に競馬場と最寄り駅の紹介本だと思っ... 2024.11.22 競馬