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極道の恩返し―安部譲二ワルの馬券学 安部譲二

ノミ屋などをやっていた安部氏が競馬について好き放題書く本。こういう人がこういう内容の本を出せる、日本社会が暴力団とともにあった時代なのだなあ、とあらためて思う。裏で泣かされた人は多数いるだろうから、決してこれがよかったとかいうつもりは無い...
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天翔る 村山由佳

札幌競馬場から始まるが、内容は馬術のエンデュランス競技への挑戦。 蓮見清一氏がモデルだと思われる(蓮見氏の著作も参考文献にある)漆原が完璧超人として登場しており、彼をどう評価するかで小説としての評価は分かれる気がする。 内容と...
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なぜ競馬学校には「茶道教室」があるのか 原千代江

元々は騎手候補生にお菓子を食べさせてあげるために導入されたという茶道教室。厩務員課程の話は全く出てこないので、あくまで競馬学校の騎手課程にのみ茶道教室がある様子。 茶道の効果を語りまくる内容だったら「ならなぜ茶道のない海外の騎手に負...
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橋本聖子―Both way Athlete 木村幸治

安定の木村幸治氏の文章 本は橋本聖子氏が自転車の五輪代表になるところから。自転車とスケートの親和性は今ではよく語られるところであり、スケーターが競輪に多数入ってきているが、元はといえば橋本聖子氏が切り開いた道だともいえる。 そ...
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じゃじゃ馬ジョッキー―幻の少女騎手TOSHIKO 渡辺年子

女性ながらJRA騎手を目指し、その夢が破れたのちもオーストラリアへの挑戦、地方競馬騎手への挑戦と、難関に立ち向かっていった渡辺さんの自伝。とにかく前向きにひたむきに頑張る姿が描かれている。様々な出来事が詳細に綴られている。日記でもつけてい...
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競馬場のマリリン 瀧澤陽子

中山競馬場の窓口でアルバイトをしていた著者が優駿のエッセイ大賞を受賞したことを契機に馬三郎にコラムを連載するようになり書籍化に至ったという、すごい経緯をたどった本 ミスターシービーの血を引く馬の成績に一喜一憂し、テイエムオペラオーの...
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風の伝説―ターフを駆け抜けた栄光と死 広見直樹

ゴールドシチーの死にはじまり、同期のライバル、サクラスターオーとマティリアルとの3頭のクラシック戦線と死について触れていくエッセイ本。 あとがきによると、本田、東、岡部の各主戦騎手と清水調教師、宮崎育成場への取材もしているようなので...
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光と風のサラブレッド―伝説の馬オグリキャップと悲運の名馬サクラスターオー 狩野洋一

オグリキャップとサクラスターオー、そのまわりの人々を繋げて、小説にしたもの。馬についてはノンフィクションベース、人についてはフィクションの部分が多い。なお、オグリキャップにまつわる人々、というと色々黒い話も出てくるところだけれど、そういう...
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馬は誰のために走るか―オグリ、テイオー…の復活。その奇跡の秘密 木村幸治

オグリキャップ、トウカイテイオー、中野栄治、ルドルフと畠山和明、福永洋一、柴田政人、スピードシンボリ、マーベラスクラウン、山本正司とキーストンの9章立て。文庫化でテイオーとクラウンが追加されたらしい。 畠山氏がお姉さんを通じてヒカル...
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二番星は二度輝く : 代役騎手とシンザン・有馬記念の栄光 松井俊堯

専業の作家さんや競馬記者さんではなく、大田市出身の筆者が同郷の松本善登騎手について書いた伝記。そのため、松本騎手や当時を知る競馬関係者からの直接取材はない。それが少し残念ではあるのだが、そもそも伝記というのはそういうものだものな……。 ...
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