レース

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綾: レ-スを決めたあの一瞬 瀬戸慎一郎

カブラヤオーのダービーからサニーブライアンのダービーまで、40弱のレースを取り上げ、レースの結果を左右することになった「綾」について述べているもの。「最強の法則」に載せたもの+書き下ろしからなるが、今なら「ブログでやれ」と言われそうではある...
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GI戦記 軍土門隼夫

2008年から、1年3レースほどずつピックアップしてレースのまとめ文を集めている。基本的には当該レースの観戦記というよりは、主として勝ち馬がどのように当該レースに備え、挑み、勝っていったかという内容。後書きでも書かれているとおり、そのレース...
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優駿観戦記で甦る日本ダービー十番勝負 寺山修司ほか

著名作家陣が書いた『優駿』誌上のダービー観戦記と、それに編集部が「蹄跡」としてダービーの解説を付したものを10レース分あつめている。何より興味深かったのは、かつては日本中央競馬会職員がレース後の記述を執筆していたこと(本書では第1章のシンザ...
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有馬記念物語: 世界最大のレースの魅力を追う 阿部珠樹

(日英レートで若干変動するようだが)売上世界一のレースである有馬記念をテーマにした本。有馬記念の紹介、有馬記念の成立、時代の特徴、データ、名勝負、未来についてと、6章立て。阿部さんらしく読みやすい文章で、歴史パートも分かりやすい。名勝負とし...
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競馬 伝説の名勝負 G1ベストレース

JRAの各G1につき著者が割り振られ、1位は2or4頁、2位3位は1頁で思いの丈を語る、という本。なのだけれど、あとがきによれば馬をなるべく重ねないという編集方針にしたようなので、やりたいことに若干ブレがある(思い入れよりも馬の解説のように...
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名勝負に学ぶ適性競馬論 横手礼一

名勝負として著名なレースを軸に、そのレースの中心馬の種牡馬としての特性を分析して予想に生かそうという種牡馬馬券本。今となっては各馬とも種牡馬を引退しているので、馬券本としての価値はほぼない。のだが、レース描写がとても上手い。自分がレースを見...
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哲学者、競馬場へ行く 檜垣立哉

G1及びいくつかのG2そして凱旋門賞について、著者が1つレースをピックアップして語る、というもの。オグリキャップからトウカイテイオーで競馬にハマったようなので、同年代の方は読んで楽しめるかと思う。自分(ナリタブライアン世代)よりも少し競馬歴...
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凱旋門賞とは何か 岡田大

競馬雑誌を熟読しなくなって久しいので、競馬のライターさんについても情報が2000年前後で止まっている。というわけで、恥ずかしながら岡田さんのことは存じ上げなかった。オルフェーヴルの2回目の凱旋門賞のために書かれた本で、つい最近のような気もし...