競馬 輓馬 鳴海章 2025年1冊目。ばんえい競馬を全く知らない人が読んで果たしてついてこられるのかは分からないが、多少なりともばんえい競馬を知っている人であれば頭の中に絵は浮かぶ。名前のついている登場人物に悪人はおらず、皆とても魅力的。借金取りに追われた男が... 2025.04.10 競馬
競馬 死の発送 松本清張 なんか適当に「競馬 殺人事件」みたいなワードでAmazonで検索したら、松本清張が競馬関係の本を書いていたようなので読んでみた。結果として、競馬はおまけのような感じなのではあるけれど、競走馬を鉄道で輸送していた時代、そして個人情報がゆるゆる... 2025.03.30 競馬
競馬 もっと馬を! 吉永みち子 月刊「太陽」への連載を書籍化したものに、一部追記と、ホースサミットに関する章が追加されている。11章+1、馬に関する様々なテーマを幅広く扱っている。木曽馬、ばんえい、サーカスの馬、相馬野馬追、地方競馬騎手候補生、東海道を馬で行った人、馬市鑑... 2025.03.20 競馬
競馬 私、コスモの目になる! 盲目の馬と少女のこころの交流 橘内美佳 「三本木農業高校、馬術部」という映画の原作になったらしい。この映画のことは知らなかった。タカラコスモスという名障害馬が三本木農業高等学校に引き取られ、子供を産み、別れる過程が描かれている。いわゆる高校生の青春ストーリー的なものになりそうな背... 2025.03.10 競馬
競馬 意外に大変。 後藤浩輝 2002年出版の自伝的な本。アドマイヤコジーンで初G1制覇を果たす前に出ており、まさに頂点に向かってのぼっている後藤騎手の言葉が熱く語られている。面白かったのはアメリカに単身遠征した際の話。当初予定していたエージェントがいなくなった話やその... 2025.02.26 競馬
競馬 競馬の人類学 長島信弘 いきなりトリニダードトバゴの競馬の話から始まる本。途中、ギリシャ古式競馬やイギリスの話なども挟まれる(正直イギリスブックメーカーの話は蛇足に思えた)が、メインは日本の中央競馬。地方競馬の話題は大月隆寛にボールを投げている。正直、私には文化人... 2025.02.18 競馬
競馬 特別模範男 藤田伸二 藤田騎手の自伝的エッセイ。ほかの騎手のエピソードも少しは入っているが、ちょっとした味付け程度。戸籍上の名字が変わったこと、親御さんとの対立、境調教師との関係、伊藤・白井調教師との関係など、興味深い内容に満ちあふれている。藤田騎手の主張部分に... 2025.02.01 競馬
競馬 優駿観戦記で甦る日本ダービー十番勝負 寺山修司ほか 著名作家陣が書いた『優駿』誌上のダービー観戦記と、それに編集部が「蹄跡」としてダービーの解説を付したものを10レース分あつめている。何より興味深かったのは、かつては日本中央競馬会職員がレース後の記述を執筆していたこと(本書では第1章のシンザ... 2025.01.11 競馬
競馬 華麗なるフランス競馬 ロンシャン競馬栄光の日 大串久美子 フランス平地競馬の始まりから軌道に乗っていくまでを描いた大作。読み始めた本は平地限定なことで期待値が薄かったが、これに障害と繋駕を付け加えたら難しくなるので、捨象したのは正解なのだろう。文章がやや物語調というか劇画調というか、フランス的とい... 2024.12.14 競馬
競馬 競馬最弱の法則 あすか競馬本シリーズ 競馬にまつわる様々なネタを、特に題名通り馬券を外す方向やマスコミや記者などのマイナス方向に笑い飛ばすという、この当時流行っていた本。別冊宝島にもありそうなネタだが、これはあすか書房。但し、執筆者はほぼかぶる。石田敏徳さんのスポーツ新聞の裏話... 2024.12.03 競馬