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競馬の終わり 杉山俊彦

ロシアが日本を占領し、日本の首府は新潟に、中山競馬場は荒廃し、菊花賞は大ロシア賞になった、という世界でのSF作品。 ロシアが日本を占領、というのは現在のロシアによるウクライナ侵略を思うと変なリアリティがあります。この時期に読んだのは...
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世界一の馬をつくる 前田幸治

キズナ~ワンアンドオンリーでダービー連覇という偉業を成し遂げた2014年に書かれた本。誰もがうらやむダービー制覇を成し遂げた直後の本なので、基本的に自信に満ちあふれているし、もちろんその資格がある。 1984年に牧場を開設し、「すぐ...
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吹けっ! 白い風 和田章郎

2021年に競馬ブックを定年退職された和田さんの著作。よくぞ在籍中に競馬道Onlineから本を出せたものです。 昨今は芦毛馬の活躍も多く、最弱のダービー馬の候補としてしか目にすることの無いウィナーズサークルではあるけれど、茨城産ダー...
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柴田政人 炎の伝説―傷だらけで獲った1,767勝 大寺駿

2022年最初に読了した競馬本。 メジロラモーヌ同様、雑誌連載を本にまとめたもので、それゆえこの本のために関係者に取材したということもなく、おそらくは当時のレースの取材メモ等を参照しながら書いたもの。それゆえ、情緒的にならず、淡々と...
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馬主の愉しみ―ランニングフリーと私 藤島泰輔

ブクログの記録を見ると2015年に読了していた。当時はまだメディアマーカーで読書記録をつけていたはず。 恥ずかしながら、作者の藤島泰輔氏については全然知らず、また今に至るまでこの本しか読んだことがない。なので、純粋にランニングフリー...
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馬主の一分 マイケル・タバート

ハナズゴールのオーストラリア遠征前までの話。この手の新書は、口述筆記に近い形で出ているのだと思っていたが、随所に顔文字が出てくる斬新な書きぶりをみるに、本人か、あるいは本人の秘書が書いているのだろうか。 良くも悪くも挑戦的・野心的な...
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ますます競馬が観たくなるニッポン競馬50の風味 増田知之

だんだんストックがなくなってきました。 これはギャロップの連載をまとめたもの。外国産馬へのレース開放が議論になっていた頃の話ですね。 また、海外の競馬の話なんかは知っている話が多かったですが、この時代に海外の情報を入手する手段...
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騎手の一分――競馬界の真実 藤田伸二

番長の話などで業界ネタを気軽に書いていた藤田騎手が、ブログ時代を経て引退に至る思いを新書にしたもの。出版時はかなり話題になっていたので数年経てばブックオフに並ぶだろうと思っていて、結果的に110円で購入。 先日の関口騎手の本と同じ流...
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若き実力者たち 沢木耕太郎

この本も歴史の中に埋もれさせるにはもったいない本。 引用したい箇所はTwitter上にて引用してしまったのでそれをさらに引用。 面倒くさい競馬オタク河野洋平氏とライスシャワーでおなじみの栗林商船栗林友二氏の関係性が大変興味深い...
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小説・日本競馬界 井崎脩五郎

題名だけ見るとなんか壮大なスケールの本のように見えるのだけれど、そこは井崎さんなのでそんなはずもなく、タカモト式のネタ買いを小説に仕上げた本。この手の本が文庫化されてしまうのだから、競馬ブームというのは凄い。 ただ、こういう本が小説...
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