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競馬と鉄道 – あの“競馬場駅”は、こうしてできた 矢野吉彦

競馬場駅を「競馬場にアクセスすることを主目的に設置された駅、あるいは競馬場を”目印”にして設置された駅」(4頁)と定義して、競馬場駅を中心に競馬と鉄道の深い関係について述べた本。 正直、新書版なこともあり、単に競馬場と最寄り駅の紹介...
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競馬裏事件史 これが真相だ!! 別冊宝島編集部

事件・真相というインパクトのある言葉が表紙に出てくるが、別に事件の真相に迫るだけの本ではない(たとえばアイネスフウジンの小林オーナーについて、破産でなく自殺を選んだ理由が述べられている訳ではない)。あくまで、特定の出来事やテーマを「事件」...
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競馬怪人 中田潤

競馬において「怪物」というと、タケシバオーや芦毛の怪物オグリキャップ、シャドーロールの怪物ナリタブライアンなど、常人離れした能力を持った馬に与えられた称号となる。他方で、人間はというと、福永洋一は天才だし岡部も柴田政人も、アンカツも的場文...
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厩舎稼業 小林常浩

スポニチ連載をまとめた本。回によって長さが違うのは、時事的な予想ネタとかを排除したからなのかな?? 作者は小林慎一郎元騎手の父でもある調教助手さん。持ち乗りだったり攻め専だったりしつつ、浜田→増本→安田伊と移籍する(浜田厩舎を出た理...
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草原の記 司馬遼太郎

モンゴルについての司馬遼太郎氏の随想。司馬さん自ら馬には詳しくないと書いており、メインはもちろん馬ではない。 胡服・匈奴というあたりについての話から始まり、途中からは司馬さんのガイドを務めたツェベクマさんのルーツの話が中心になってい...
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馬の瞳を見つめて 渡辺はるみ

ナイスネイチャの渡辺牧場に嫁がれた方による本。昨今の引退馬支援ブームの中で話題に上がることも多く、Amazon上でも値段が乱高下している。 読む前は、例によって引退馬支援のためのお涙本かと思っていたが、全く違っていた。サラブレッドを...
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ぼーん・とぅ・びー競馬ファン よしだみほ

ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンの会報誌向けに書いた4コマ漫画とコラム、そして書き下ろしの4コマと男性週刊誌向けのものが最後にオマケでつくかたち。ヒダカブライアンへの期待値の高さが当時を思い出してなんともいえない。特に4コマは時代的に幅広い...
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競馬場のある街 河村清明

前半は「競馬場のある街」として、現存競馬場への紀行文。こちらは正直特徴的ななにかがあるわけではない。 やはり後半の「記憶の中の競馬場」部分が読んでいて面白い。自分が行ったところもあれば、廃場後に行ったところ、まったく行ったことのない...
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競馬漂流記 では、また、世界のどこかの観客席で 高橋源一郎

Gallopへの連載を本にまとめたもの(優駿出典のものもある)。したがって、1本のコラムは長くない。。有名な作家だけに、さすが文章は上手いが、上手すぎてどこからが創作なのかが分からない部分も。 1990年代の競馬を知っている人が読む...
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行きはよいよい競馬旅 田名雄児

関東在住の作者によるJRA旅打ち戦記。関東在住なので府中中山以外のJRA8場への遠征記録がつづられている。勝った遠征を選んだのかもしれないが、それにしても勝っているだけで凄い。 1995年の本で、特定の馬の馬券を買うために(見るため...
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