その他

競馬

厩舎稼業 小林常浩

スポニチ連載をまとめた本。回によって長さが違うのは、時事的な予想ネタとかを排除したからなのかな?? 作者は小林慎一郎元騎手の父でもある調教助手さん。持ち乗りだったり攻め専だったりしつつ、浜田→増本→安田伊と移籍する(浜田厩舎を出た理...
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草原の記 司馬遼太郎

モンゴルについての司馬遼太郎氏の随想。司馬さん自ら馬には詳しくないと書いており、メインはもちろん馬ではない。 胡服・匈奴というあたりについての話から始まり、途中からは司馬さんのガイドを務めたツェベクマさんのルーツの話が中心になってい...
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馬の瞳を見つめて 渡辺はるみ

ナイスネイチャの渡辺牧場に嫁がれた方による本。昨今の引退馬支援ブームの中で話題に上がることも多く、Amazon上でも値段が乱高下している。 読む前は、例によって引退馬支援のためのお涙本かと思っていたが、全く違っていた。サラブレッドを...
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ぼーん・とぅ・びー競馬ファン よしだみほ

ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンの会報誌向けに書いた4コマ漫画とコラム、そして書き下ろしの4コマと男性週刊誌向けのものが最後にオマケでつくかたち。ヒダカブライアンへの期待値の高さが当時を思い出してなんともいえない。特に4コマは時代的に幅広い...
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競馬場のある街 河村清明

前半は「競馬場のある街」として、現存競馬場への紀行文。こちらは正直特徴的ななにかがあるわけではない。 やはり後半の「記憶の中の競馬場」部分が読んでいて面白い。自分が行ったところもあれば、廃場後に行ったところ、まったく行ったことのない...
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競馬漂流記 では、また、世界のどこかの観客席で 高橋源一郎

Gallopへの連載を本にまとめたもの(優駿出典のものもある)。したがって、1本のコラムは長くない。。有名な作家だけに、さすが文章は上手いが、上手すぎてどこからが創作なのかが分からない部分も。 1990年代の競馬を知っている人が読む...
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行きはよいよい競馬旅 田名雄児

関東在住の作者によるJRA旅打ち戦記。関東在住なので府中中山以外のJRA8場への遠征記録がつづられている。買った遠征を選んだのかもしれないが、それにしても買っているだけで凄い。 1995年の本で、特定の馬の馬券を買うために(見るため...
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やってみたらええやん―パラ馬術に挑んだ二人 和田章郎

リオ・東京パラリンピックの馬術競技に出場した宮路満英氏と配偶者の宮路裕美子氏を追った本。 生い立ち、厩務員時代から、発病、パラ馬術に向かい、リオパラリンピック、東京パラリンピック、そしてその後の世界選手権についてまで語られている ...
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たかが競馬されど競馬 草野仁

元NHKアナウンサーの草野仁さんの本。序盤は競馬の楽しみ方などの話がつづき、中盤からアナウンサーの取材こぼれ話的なストーリー展開となる。 1993年発売だが、草野さんのNHK時代の実況・取材話が中心なので出てくる話は古いものが多く、...
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極道の恩返し―安部譲二ワルの馬券学 安部譲二

ノミ屋などをやっていた安部氏が競馬について好き放題書く本。こういう人がこういう内容の本を出せる、日本社会が暴力団とともにあった時代なのだなあ、とあらためて思う。裏で泣かされた人は多数いるだろうから、決してこれがよかったとかいうつもりは無い...
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