騎手

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冷めて、静かに、熱くなれ: 蛯名正義フォトエッセイ 蛯名正義、島田明宏

フォトエッセイ、ということで、写真がメインで中身がスカスカなのだろうと思って手を出していなかった。実際は、構成担当の島田明宏氏の手がかなり入っていて、むしろ写真ページは少なく、充分に読み応えがあった。著者がエビショーの本なのに最初と最後にエ...
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サンデーサイレンスの奇跡 柴田哲孝

サイレンススズカのものを除き、競馬最強の法則に掲載されたものを収録した作品集。サンデーサイレンス、リアルシャダイ、ノーザンテーストのリーディングサイアーもの、山田泰村本土肥常石の騎手もの、サイレンススズカアドマイヤグルーヴコスモバルクウオッ...
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強い馬づくり最前線: 吉田照哉競馬対談集 社台ファームの馬は何故強いか

社台のダイナーズの会員誌に載っていた吉田照哉氏と様々なホースマンの対談集。1993年の本だが、対談自体は1988年ころからのもの。本題に偽りはなく、まさに世界のトップの調教師や、日本から世界に飛んだ騎手・調教師、栗東坂路調教を開拓した調教師...
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意外に大変。 後藤浩輝

2002年出版の自伝的な本。アドマイヤコジーンで初G1制覇を果たす前に出ており、まさに頂点に向かってのぼっている後藤騎手の言葉が熱く語られている。面白かったのはアメリカに単身遠征した際の話。当初予定していたエージェントがいなくなった話やその...
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特別模範男 藤田伸二

藤田騎手の自伝的エッセイ。ほかの騎手のエピソードも少しは入っているが、ちょっとした味付け程度。戸籍上の名字が変わったこと、親御さんとの対立、境調教師との関係、伊藤・白井調教師との関係など、興味深い内容に満ちあふれている。藤田騎手の主張部分に...
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騎手・柴田政人の流儀 鶴木遵

第1章の騎手柴田政人の軌跡のみが書き下ろしで、残りの3章は既出の雑誌からの改変。そのため、1章~最終章まで一貫した流れになっているわけでは亡い。文章はいつもの鶴木さんの文章で、特に怪我~引退までを書いた第4章はエッセイに近い。もう少し政人さ...
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泥棒ジョッキー・安田富男の競馬に勝つ! 安田富男

1991年発行の本。全競馬場重賞制覇がかかっている、というところから話が始まる。1~6ページ程度の細かい章立てでできあがっている。出典がないし、順番も整っているようで整っていないので、書き下ろしだろうか?今の競馬についての話、過去・生い立ち...
競馬

安藤勝己の頭脳 名牝騎乗論 亀谷敬正

ダイワスカーレットとブエナビスタという2頭の牝馬について厚く語られているために名牝騎乗論という題名になっているが、2007年~09年のクラシックについて語っている本なので牡馬の話もある。基本的に、レース後に亀谷氏が安藤騎手にインタビューして...
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ジョッキー×ジョッキー トップ騎手11人と本気で語る競馬の話 藤岡佑介

netkeiba上の対談を書籍化したもの。ネット上の記事は検索性はいいが、まとまって読むのには適さないしいきなり消えることも多いので、こうして書籍化してくれるのは非常にありがたい。netkeiba上のほかの連載も是非書籍化してほしい(一度ア...
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じゃじゃ馬ジョッキー―幻の少女騎手TOSHIKO 渡辺年子

女性ながらJRA騎手を目指し、その夢が破れたのちもオーストラリアへの挑戦、地方競馬騎手への挑戦と、難関に立ち向かっていった渡辺さんの自伝。とにかく前向きにひたむきに頑張る姿が描かれている。様々な出来事が詳細に綴られている。日記でもつけていた...